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diary

第1章 Prologue


楓も制服に着替えてカバンを持っていた

「カバン預かります。それより顔色あまりよくないですが体調大丈夫ですか?」

楓は私のカバンを持つと心配そうに顔を見つめて言った

「ありがとう、別に大丈夫だよ。さっき窓辺にずっと居たから暑くなっただけ」

「そうですか、気をつけてくださいね」

私達は歩きながら会話をした。楓は察しがいいから心配かけないようにしないと

玄関で靴を履いて入口で待っている車に乗る

もちろん楓も。いつも私の隣に座っている。

私達は特に会話する訳でもなくお互い外を眺めたりしながら学校に着いた

運転手が降りて私の方のドアを開ける。楓はいつも反対側から自分で降りるけど

「行ってらっしゃいませ。お嬢様。お迎えはいつも通りのお時間でよろしいですか?」

「うん、ありがとう。では行ってまいります」

そして学校の門をくぐる。もちろん今は自分のカバンは自分で持っている

楓が私の執事ってことは秘密だからね

そして楓と一緒に歩いて靴箱そして教室まで行く


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