
diary
第2章 全ての始まり
そんな事を考えていると授業の終わりを告げるチャイムが鳴る
男子は教室で体操服に着替え、女子は更衣室で体操服に着替える
「さやりーん!一緒に行こ!」
さきが早速声をかけてくれた。とりあえず更衣室まで一緒に行くか
「うん」
私達は廊下を歩きながら会話をした
「あっさっきね梨乃ちゃん達が一緒に回ろって声をかけてきたんだけどさやりんも一緒に回らない?」
梨乃ちゃん、私のクラスメイト。さっき会話しているのを見たから知っている。悪い子だとは思はないが会話をしたことがない
「んー私はいいや。人混みは苦手だから図書室で時間潰して人が少なくなったぐらいに行くよ」
「そっか〜わかった!でもずっと体操服でいるのは寒くない?」
「んーそうだね。更衣室までさきを送ったら制服でそのまま図書室に行くことにする。もし楓に会ったら新しく出来た友達と一緒にいるって言っといて」
「おっけー!任せて!ここまで来てくれてありがと!じゃまたね!」
そう言って私とさきは別れて私は体操服を持ったまま人通りの少ないとこ道を歩いて図書室へと向かった
