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diary

第3章 at home


また人影で目が覚めた

ピピッ

ちょうど楓が熱を測ってたみたい

「……何度?」

楓は私が起きたことに驚いたみたい

「おはよ、39.0。全然下がってないから病院は確定。ちゃんと部屋で休んでて」

はぁ……ため息しか出ない。でも今日は昨日に比べてキツすぎる。だからすぐにまた二度寝した










次に目が覚めたのは朝の8:30頃。ばぁやが私を起こした

「お嬢様、おはようございます。そろそろ病院に行く時間なので着替えましょう。服はばぁやが選んだものでよろしいですか?」

私は頷く元気もなかったが力を振り絞って小さく頷いた

ばぁやが用意したのは少しダボッとした長ズボンに、半袖のシャツそして長袖の少し暖かそうなカーディガン

私はばぁやに着替えさせられまたベットに横になった

ばぁやと入れ替わりで楓が来た

「時間になりましたので出発しましょう。お嬢様は楽にしていてください」

楓がそう言うと私をお姫様抱っこして車まで運んだ

車の中では楓の膝枕で横になり、大きなブランケットをかけてもらった

楓は私の頭を優しく撫でてくれていた


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