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diary

第8章 入院生活②



「……ちゃん……やちゃん………さやちゃん」


ん……声が聞こえる


「さやちゃんおはよ〜、もう終わったから次の検査に移動しようね〜」


桃川さんがそう言うと部屋に桃川さんと同じスクラブを着た男性がやってきてさっと抱っこされて車椅子に移動させられた


そして男性はすぐに部屋を出ていった。桃川さんに車椅子を押されながらまた次の検査の部屋へと向かう。


ここは検査するための病棟なのか分からないけどすぐ近くにあるらしい。周りを見渡すと内視鏡室など色んな言葉が書かれた部屋がある


子どもの泣き声が聞こえて私はまた恐怖心が芽生えた


桃川さんはそんな私にまた笑顔で話しかけてくれる。


「次の検査も写真撮るだけだからね〜大丈夫!ほらもう着いたよ!」


そして私はまた硬いベットに寝かせられ同じような機械にまた入れられる。


さっきと同じ様に桃川さんが部屋を出てアナウンスで声をかけまたベッドが動き始めて検査が始まった



私は少し疲れているのかまた眠ってしまった











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