無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

彼の息や舌が彼女の秘所に触れるたびに、彼女の身体が愉悦に悶える。

「あ、やっ、あぁっ」

吐息交じりの音色が彼女の口から溢れ出す。

指先が下着越しに肌に触れ、そこには湿った感触が広がっていた。
唾液ではなく女独特の香り。
それがリーシャの腰や腿に散る、彼女自身の芳香と混ざり合う。

指を割れ目に沿わせ、時折そっと圧迫するようにして官能を引き出していけば、その刺激にリーシャは身体をこわばらせて息を荒くした。

「ん……はあ……」

悩ましげな息遣いがリーシャの唇から漏れ出た。

「充分に感じているね」

シンデレラが淫らな笑みを浮かべる。

「あ、だめ……そこは……」

リーシャは制止するが、彼はその言葉を無視して人差し指の先端を、下着をずらした彼女の割れ目に沿わせ

「んっ！」

そっと、リーシャの中に指を挿し込んだ。

口を閉ざした彼女が腰を跳ね上げる。

シーツに彼女の反応の跡が刻まれ皺が寄っていく。

リーシャは目をぎゅっと閉じ、何かに耐えるかのような表情を浮かべていたが、すぐにまた蕩けた表情を見せた。
中指を半ばまで進めたまま、彼が内壁を擦り上げるようにして動かしていた。

リーシャの呼吸に合わせて収縮を繰り返す膣口はまだ小さい。

それにも関わらず、軽く貫くたびに彼女は悦びをあらわした。

「あ……！そこだめ……っ」

指使いが複雑に激しさを増すにつれ、リーシャの喘ぎはいっそう魅惑的に響く。

その一方で、膣内の動きも活発になっていく。

繊細な粘膜を覆う潤みを、指先の腹がこすってこそぎ取る────それが徐々に、ぴったりと指全体に吸い付くようになり、柔らかな弾力を帯びる。

秘部全体が徐々に熱をもち、愛液があふれ出すのだが、それが潤滑油になり動きがより滑らかになるのだ。