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革靴を履いたシンデレラ

第3章 階下の秘め事*


リーシャは受け入れたことのないものに背中を大きく反らせていた。

「ンぅん……っ」

上品で綺麗な唇を割り、布が無理やり押し込まれている。
自分自身がそうしたことを思い出すと、意外にもシンデレラは昂りを感じた。

「痛い?」

「ううっ!」

縦に首を振る彼女からは明らかに苦痛を感じているのが分かる。
額には皺が寄り、険しい表情を浮かべていた。

だからこそ、ゆっくりと事を進めたいと思っていたが、シンデレラのものは痛みを感じるほどに怒張していた。
気持ちとは裏腹にリーシャを抱きたいという欲望が彼を急かす。

「俺がこんなになるとは…貴女という女性は本当に罪深い」

薄膜が引き伸ばされた彼女の中へ亀頭の太い部分をすべて押し込み、軽く腰を揺する。

彼の一部は、リーシャの身体にフィットするかのように自然に動き出し、快感を求めて腟内をまさぐり始めた。

(あああっす、すごい………っ)

彼女は自分を貫いている強靭なものの存在に圧倒されていた。

「うぅっ、ん……」

狭く閉じた肉壁を無理矢理広げるようにして、ぎちぎちと音でも立てそうに、硬い異物が内部に入り込んでいる。

「んっ、あぁ……」

(私の中に男がいる……)

その事実はリーシャの下腹部を熱く燃え上がらせ、彼女の肉はその熱に呼応するようにうねりだした。

逞しい剛直に貫かれた内壁は悲鳴を上げ、痛みと快楽を同時に彼女の脳に感じさせた。

「んふ……っ!んん、ンんん!」

ゆっくりと腰を引くと全身が痺れるような感覚が走る。

そして再び突き上げられ、何度も何度も繰り返されるうちにだんだんと痛みよりも別の感覚が強くなっていく。

少しずつだが体が慣れていくのが互いに分かる。


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