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革靴を履いたシンデレラ

第7章 蒼い瞳をもつ理知的な女*


全く力の入らない筋肉は役に立たず、彼の思うまま腕の中に抱き止められる。

背中を支えられたまま膝の裏を移動させ、彼の腿の上に跨ったが、その場所に三度逞しく屹立している感触を認めた時にはもう遅かった。

両手で腰を掴まれて誘導された目的地で、性懲りもなく一つになろうとイザベラの鍵穴をこじ開ける。

「ふぁああああ…っ」

拒もうとしても彼女の膝や腿には抗える余力がない。
それをいい事に、最初から自分のペースで浅い所を突き上げてくる。

おそらくほんの少し、彼が手の力を緩めれば、またいっぱいに穿たれるのだろう。
彼女のそこだけが抵抗していた。

「あっ……あ、……ぁ……」

しかしそれも長くは続かない。
膣壁が、太い亀頭や括れの摩擦を子宮に伝え、奥底から湧き上がってくる、何ともいえない感覚。

長く舌を伸ばしたシンデレラはイザベラの乳首を先で転がしていた。

甘美さと苦痛を伴った層が幾重にも重なり、愛液を垂れ流すだらしない内部がドロリと解けていく。

その機を逃さずか、シンデレラは彼女の身体に腕を回すと、抱きしめるようにして一気に引き寄せた。

「あぁぁぁあ!!!」

とたんに叫ぶように喉から掠れ声が絞り出される。

突然剛直に深く貫かれ、最奥をごちゅっ! と突き上げる。

ベッドシーツにつま先が滑り、イザベラは彼にしがみついた。

広い肩幅と堅く逞しい胸。
それは確かに成長した男の所有物。

「あ、うっ……もう…やめて」

繋がったまま難なく女の体を持ち上げる力強さも。

「貴女が吸い付いてくるんだ。 ピッタリ俺の形になって、強請ってくる」

それを確かめるように挿入部を軽くゆさゆさ揺らしながら、彼がバスルームへと足を向ける。


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