100回射精したら付き合ってあげる♡
第1章 プールで彼女を作ろう企画
早く解決する様に真剣にあいつらを探していると長谷川さんが俺の腕を掴んだ。
「ん?あいつらいた?」
「ううん…人多いから……はぐれちゃいそうで……手掴まってても良い…かな?」
「エ!?」
「あ…ごめんね…私なんかと嫌だよね…」
「そんな訳ないよ!俺達がはぐれたら余計に時間掛かっちゃうし、手繋いでおこう!?」
俺はすぐに長谷川さんの手を握った。
手…ちっさ……もう……長谷川さんの全部が好きだ…!
こんな可愛い長谷川さんと手繋げるなんて最高…
「わ…手大きいね…」
「そうかなー?」
ハッ!ついデレデレしてしまった!
平常心を保たないと…
長谷川さんと手を繋いで捜索を再開すると、ウォータースライダーの乗り場の前を通り過ぎてそこに並んでいないかも確認する。
「ここにもいなさそうだな」
「そうだね……鍵返って来たらこれ一緒にやろうね」
長谷川さんは天使みたいなふんわりとした笑顔でそう言った。
「絶対やりに来よう!早く見つけないとな」
「えっと…少しは気紛れたかな?」
「うん、長谷川さんありがとう」
見付からなくて焦ってる俺になんて優しいんだ…