100回射精したら付き合ってあげる♡
第1章 プールで彼女を作ろう企画
「ねぇ~大学生?うちら暇してるんだけどぉ」
「悪い、俺達ギャル系苦手なんだよね。他当たって」
聞き覚えのある声が聞こえてそっちを見るとあの三人が逆ナンをしている真っ最中だった。
俺の仲間達とはいないようだった。
急いで三人の所に行くと長谷川さんは俺の手をパッと離した。
あ…そうか、手繋いでるところ三人に見られると面倒だよな。
「うわ、来るの遅くない?友達なら飽きたし別行動になったけど?」
「大野君は?大野君と合流したーい」
「あのさ、余計な事は聞かないから小山の荷物入ったロッカーの鍵返してくれない?」
無駄に揉めたりするのも面倒なので鍵だけを要求した。
「はぁ?小山さんのロッカーの鍵無くさないように預かっててあげてんのに何その言い方!むかつく」
「何?小山が私達が鍵取ったとか言ってんの?そうなら話に行くけど?」
「そんな事言ってないよ、鍵だけくれれば良いから」
「私達悪者にさせられてるみたいじゃん!」
「そこの小山の友達にも何か言われたんでしょ?武山、ちょっと可愛くておっぱいデカい子に弱そうだし!」
「何でそうなるんだよ!?」
長谷川さんにまで飛び火してしまう!
こんな気の強い派手な子達に何か言われたら長谷川さん泣いてしまうかもしれない…
「……直接話して鍵を陽葵に返すならそうしてくれる?」
長谷川さんは怖がる様子もなくふわっと笑ってそう言った。