100回射精したら付き合ってあげる♡
第1章 プールで彼女を作ろう企画
「ちょっと酷くなーい?私達が大野君に好意あるの分かってるよね?」
「好意持ってくれてる相手にそんな風に言うなんて見損なったわ」
「爽やかイケメンぶってんじゃねぇよ!むかつくー!」
一人が持っていたかごバッグで淳にバシッと攻撃をしてきて俺は急いで間に入った。
「やめろって!ほら、淳はこういう奴なんだからこれ以上揉める必要ないだろ?小山に鍵返して解散しよう!な?」
「かごバッグから何か落ちたみたいだよ?」
長谷川さんがそう言ってピンクのチェック柄の布?の様な物を拾い上げた。
「げ…」
「あれ?これ水着かな?今日陽葵が見せてくれたピンクでチェック柄の水着とそっくり」
こいつらやっぱり小山の水着隠し持ってたのかよ!?
「それさっき落ちてたの拾ったやつだし!この後落し物センターに届けるつもりで!」
「あーっ!水着あったぁ!やっぱり落としちゃってたんだ…ふぅッ…あって良かったぁ…相模(サガミ)さん…ヒグッ…拾ってくれてありがとう……」
小山は分かってて事を荒立てないようにそう言ってるのか…しかも、俺達は誰も名前覚えてなかったのにちゃんと名前も覚えてたんだな…やっぱり小山は良い子だ。
淳は女の子の見る目あるな…
俺も小山と仲良くなるきっかけあったら好きになったかも。