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100回射精したら付き合ってあげる♡

第9章 予定外




校舎を通って下校をする時、今まで校内で一緒に歩くなんてした事は無かったけど海斗と手を繋いで歩いていると部活で残っていたり勉強で残っていたりしてすれ違った同学年の人は大半が海斗に声を掛けてくる。

「海斗ー!今帰り?」

「おうー」

「え!?まさか海斗彼女出来たん!?」

「へっへ~!良いだろう!」

「うーわ!すぐ振られろー」

こんなノリではあるけど、同じ学年みんな友達みたいに海斗の交友関係が広い。

確かに海斗は誰とでもすぐに仲良くなれてしまうコミュ力の塊みたいだから。

「それじゃ下駄箱で待ってるから!」

帰る前に一度それぞれのクラスに置いてきている鞄を取って合流する事になって一度解散をする。

私のクラスと海斗のクラスは教室の階層も違って下駄箱で合流するのが一番スムーズだった。

もう誰もいない教室に入って鞄を取って教室を出ようとすると先程すれ違った海斗の友達が廊下を喋りながら歩いているのが聞こえる。


「海斗の彼女アレ何組の子?」

「知らないけど結構ショック!あんな地味な子が趣味だったんだね」

「私も思った!海斗って気さくだけど常に皆でって感じだから彼女作ると思わなかったよね」

「本当それ。あんな感じの子でも付き合えるなら付き合いたかったな」

「ワンチャン奪えそうじゃない?」

その子達がいなくなるまで教室から出るに出られない。

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