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100回射精したら付き合ってあげる♡

第10章 恋人



待ち合わせ時間の5分前にマンションの前に着いて雪ちゃんが出てくるのを待った。

朝起きてすぐにおはようのメッセージを送ったら可愛いスタンプを返してくれてそれを見返して待っていると、雪ちゃんがエントランスから出てきた。

「あ、雪ちゃんおは………って!?待って!何で可愛いの!?」

「?」

どんな雪ちゃんも可愛いけど、いつも学校では三つ編みメガネで可愛いを隠してるのに制服を可愛く着こなす美少女の雪ちゃんで登場した。
前髪もちゃんと作ってるし、薄くメイクもしている。

「メガネは?こんな可愛いと俺困るよ!」

「…海斗はこんな感じのが好きかと思って」

「好きだけどさ、雪ちゃんがモテちゃうよ」

「海斗が彼氏って言うもん。遅れちゃうから早く行こう?」


雪ちゃんは手を繋いで俺を引っ張った。

「…じゃあさ!修学旅行行くのやめて3日間俺達だけで他のところ行こう!うん、そうしよう!」

「馬鹿な事言わないで。すぐに親に連絡がいって連れ戻されるだけだよ。行くよ」

何で急に…

小山から聞いた話だと雪ちゃんが可愛さを隠してるのは、雪ちゃんの見た目の良さから面倒事に巻き込まれる事が多くて、地味な格好をするようになったとは聞いてたけど。

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