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100回射精したら付き合ってあげる♡

第11章 正式な恋人



「雪ちゃん、寒くない?」

「…少し寒いけど平気」

「ハッ!俺のブレザー掛けてあげようと思ったのに先に使っちゃった!えーっと…このパーカー着る?」

海斗はブレザーの下に着ていたパーカーを示した。

「平気だってば」

「んー…あ、じゃあさ!あの座り方しよう?」

少し離れたところにいる他クラスのカップルが男子の足の間に女子が座って後ろから抱きしめてイチャイチャしている。


海斗は立ち上がると、私の後ろに座って後ろから抱き締めてくれると思っていたよりも暖かい。

「……」

「あ……ごめん、勝手にやっちゃったけど嫌だった?」

「………別に。悪くないよ」

…全然可愛く振る舞えない。抱き締められるの嬉しいのに。

やっぱり普段から表情豊かにしてないと上手く笑ったり出来ない。

噴水ショーが始まると、風でさっきより冷えるからこの体勢になってもらって良かった。


周りのイルミネーションで噴水もキラキラしていて、プロジェクトマッピングもすごくて見応えがある。



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