100回射精したら付き合ってあげる♡
第11章 正式な恋人
そういえばこの噴水ショーが終わったら生徒は全員ホテルに戻る流れだけど、告白っていつするつもりだったんだろう?
終盤になると、海斗が私の耳元で囁いた。
「雪ちゃん、次のプロジェクトマッピングの映像見てて」
「?」
プロジェクトマッピングの映像を見ていると、手紙みたいな映像が映し出されて文字が出てくる。
『雪ちゃん、好きだ!一生大事にするので結婚を前提に付き合ってください! 海斗』
こんな大公開な告白をされるなんて思ってなくて、驚いて口に手を当ててしまった。
「あれ武山のメッセージじゃね?」
「あそこにいるじゃん!海斗ー!返事もらったか!?」
「げっ…バカ!俺は真剣なんだから茶化すな!雪ちゃんごめん、こんなに周りに知ってる人いると思ってなくて」
こんな大々的な告白に、焦っている海斗が可愛くて私はつい笑ってしまった。
「ぷっ……ふふっ」
「えっ?なんで笑ってんの!?」
メッセージが噴水ショーの最後だったみたいでショーは終了した。
そして、ショーが終わった瞬間生活指導の先生が怒鳴りながらやってきた。