100回射精したら付き合ってあげる♡
第4章 告白
部屋に入ってすぐに長谷川さんを抱き締める。
「長谷川さん!俺!」
「武山君。一回離して?」
長谷川さんは低めの声のトーンでそう言った。
「うわ!ごめん!」
「そこに正座して」
「え?何で!?」
「早く」
俺は訳も分からないのに長谷川さんに言われた通り部屋のドアの前で正座をした。
早く告白したいのに…
「武山君。さっきプールで何でキスしたの?」
「え!?長谷川さんがご褒美にキスしていいって言ったから…」
「唇にして良いなんて言った?」
「はっ…!いやっ…そ、それは!」
「確かに言ってない…!言ってないけどあそこまでしてて唇駄目とかあった事に驚きだよ!?」
「…武山君って付き合ってない子とキス出来ちゃうんだ?」
「うっ……ごめんなさい……言い訳になっちゃうけど、俺さっきからずっと長谷川さんに告白しようと思ってて……長谷川さん好きです!好き過ぎて唇にキスしてしまいました……」
ヤバい…なんか……もう……俺必死過ぎて……こんな格好悪い姿で告白しちゃった……
こんなの絶対フラれる……
そう思うともっと格好悪い事に涙が出て来てしまう。
「ごめっ……これは……涙じゃなくて…ズビッ」
すると、長谷川さんは俺の前にしゃがみ込んでメガネを外してにっこり笑う。
そしてなんと長谷川さんからキスをしてきた。