テキストサイズ

100回射精したら付き合ってあげる♡

第5章 タイムロス




それから2週間が過ぎた。
時間が経てば少しくらい雪ちゃんの事を忘れられるかと思ったけど、全然忘れられず毎晩小山のSNSに写ってる雪ちゃんの写真を眺めていた。

ちなみに小山のSNSは鍵垢だったけど相互フォローして貰えて、小山のフォロワーは小山の両親と従姉妹と淳と雪ちゃんしかおらず雪ちゃんも鍵垢で、勿論フォロー申請は許可して貰えない…

小山のアカウントは最近の投稿は淳と仲良さそうに写ってる写真が多い。
淳は行った場所の景色とか食べ物をたまに投稿するくらいだから淳が写ってるのはレアだ。
たまに学校で女子に盗撮されてるけど…

雪ちゃんが写ってる写真をスクショすればすぐに見れるけど何となくそれはしたくなくて、毎日小山の投稿ばかり見ている。

あいつ…マジで顔面最強イケメンだなと雪ちゃんの写真に飛ぶまでの間に見てしまう。
淳くらいイケメンだったら雪ちゃんもあんな条件出さずにすぐ付き合ってくれたのかな…?


コンコンッ


「海斗?淳君と陽葵ちゃんがいらしたわよ」

「え?」


ガチャッ


部屋のドアが開くと母さんが淳と小山を部屋に通した。

「よう」

「武山君こんにちはー!」

「母さん!部屋通す前に言ってくれよ!髪とか何もやってない!」

「夏休みだからって毎日ダラダラしてるからでしょ?陽葵ちゃん甘い物好き?シュークリーム食べる?」

「わあぁ!シュークリーム大好きですーっ!」

「陽葵ちゃんもう可愛いーっ!淳君ってばこんな可愛い子捕まえて!すぐシュークリーム持ってくるわね!」

小山来るの初めてだけど、母さんがめちゃくちゃ小山の事気に入ってる…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ