100回射精したら付き合ってあげる♡
第5章 タイムロス
「…髪やってくるから二人部屋で待ってて」
「俺達しかいないんだからそのままでいいだろ…いつもここで集まってる時もっとボサボサの時あるくせに」
「今は小山がいるじゃん!」
「そういえば…武山君今日髪ちょっと違うねー」
「ほら、このくらいの認識しかされてないんだから気にし過ぎだろ」
「女の子の前ではちゃんとしたいんだよ!」
急いで洗面所に行って髪型を整えて歯を磨いてから部屋に戻った。
部屋に戻ると母さんがシュークリームを持ってきたみたいでテーブルに並んでいた。
「それで、二人揃って何しに…」
ふと、小山を見るとキラキラした目でシュークリームを見つめていて早く食べたくて仕方ない顔をしている。
「…先、シュークリーム食べようか」
「本当ぉ?武山君ありがとうー!美味しそうっ」
小山は大喜びでシュークリームを食べていて、淳はそれを愛おしそうに見ている。
「陽葵、ほらゆっくり食べろよ?口にクリームついてる」
「んー…だって美味しいんだもん」
「ちょっと!お二人さん!恋愛に傷付いてる俺の前でいちゃつくな!」
確かに美味しそうに食べてる小山可愛いけど!
「いちゃついてねぇよ」
「そうだ、今日どうして来たのかって言うとね!この前雪ちゃん日本に帰ってきて、明日一緒にお買い物行くの」
「それはとても羨ましいです…」
「それでね、私作戦立てたの!雪ちゃんとお買い物してる時に武山君と淳君二人もたまたま同じところいた!じゃあ一緒に遊ぼ?って感じで一緒に遊べないかなって…どうかな?」
「何その作戦……!!淳!!お前は天使と付き合ってるのか!?小山最高!」
俺は嬉し過ぎて小山に抱き着いた。