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100回射精したら付き合ってあげる♡

第5章 タイムロス



……帰り際に二回もキスした!!


これはもう実質付き合ってるようなものだよな。
っていうか100回達成したら付き合う事決定してるしその表現は間違ってない。

かなり浮かれながら家へ帰ると玄関にスニーカーが三足。

「海斗、遅かったじゃない!お友達部屋でずっと待ってるわよー」

「あいつらまた泊まりに来たのかよ!」

「折角来てくれてるのにそんな言い方しないの!賑やかでいいじゃない!後でみんなの分お夕飯持っていくわね」

部屋へ行くと、案の定いつものメンバーがいつもの様に自分の部屋の様にくつろいでいる。

今日は淳はいない。
小山と付き合ってから淳が来る回数減ったな…


「武山おかえりー」

「お前ら来るなら連絡しろよな」

「武山がいなくても自由にやってるから良いかなって」

「そうだ!これからは色々あるから…」

「色々ってなんだよ?」

「お……女の子連れ込んだり……?」

得意気に言いたかったが、言い慣れない言葉に急に恥ずかしくなる。

「そういえば女子が何人か入ってるグループメッセージで武山に彼女出来たって噂になってたけど、あれマジなのか?」


「彼女っていうか、遊んでる女の子っていうか?」

平気で言える奴は雪ちゃんの事を彼女って言ってしまうのかもしれないけど……まだ付き合えてないのに彼女とは言えない…。


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