100回射精したら付き合ってあげる♡
第5章 タイムロス
「彼女じゃないなら狙ってる子いるでいいだろ!誰々?」
「武山王道美少女好きだからな。3組のモデルやってる鈴木とか?前に可愛いって言ってたし」
「違う…あまり言いふらすなよ?隣りのクラスの長谷川さんだよ…この前プールで小山が連れてきた」
今日ランジェリーショップでクラスメートの前で付き合ってるふりしてたし言っても大丈夫だよな…?
「へー……どんな子だっけ?結局喋らなかったから全然覚えてない」
「メガネ掛けた大人しめの地味な感じじゃなかったか?」
二人は顔を見合わせてピンと来ていないような顔でそう言った。
ふ…雪ちゃんが実はめちゃくちゃ可愛い事は俺だけが分かれば良い。
他の男どもに気付かれてモテたら嫌だから!
「……長谷川雪。総合成績常に学年10位以内。小山の幼稚園の頃からの親友。メガネ外すとアイドル級の美少女」
ずっと黙っていた寡黙系男子、鴨宮(カモミヤ)が俺のベッドに寝転びながらそう呟いた。
「エ!?雪ちゃんって成績良いの!?」
「何!?そんな可愛いの!?」
「鴨宮が言うなら絶対そうだ!こいつ校内の美少女について詳しいから!あの時言ってくれれば最後までいたのに!」
「最後までいたとしても雪ちゃんは渡さないからな」
「付き合ってないんだろ?何もう自分の女感出してんだよ」
鴨宮が雪ちゃんの可愛さに気付いてたということは…