100回射精したら付き合ってあげる♡
第6章 海君
エントランスでチャイムを鳴らすとオートロックの自動ドアを開けてくれて、中へと入った。
部屋番号だけしか教えてもらっていなくて、マンション内で迷子になってしまう。
絶対この階なのに…なんで着けないんだ!
「海斗。遅い。ここ全然違うんだけど」
「雪ちゃん!ごめん…迷いました…」
「こっち」
雪ちゃんに手を引かれて、やっと雪ちゃんの家に到着する事が出来た。
好きな子の家にすら辿り着けないなんて…そういえば未だに雪ちゃんにスマートなところ見せられてないな。
「お邪魔します!これつまらない物ですが!」
「ありがとう。何もいらなかったのに」
玄関でお菓子を渡して靴を脱いで上がった時だ。
「それじゃあ…海斗はここで服全部脱ごっか」
「ん?え?ここで全裸ってこと!?」
「今日はアレの回数こなしに来たんでしょ?」
「それもしたいけど…雪ちゃんと部屋で二人でまったり過ごしてもいいかなぁと…」
「その間も大きくなったら脱ぐ手間なくて良いでしょ?」
「……今家に雪ちゃんの家族本当にいないんだよね?」
「いないよ」
「途中で帰って来ない?」
「帰って来ないよ。私は先に帰ってきたけど両親とも今月いっぱいフランスにいるから」
ちゃんと確認しないと、悲惨な事になりかねない…