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100回射精したら付き合ってあげる♡

第1章 プールで彼女を作ろう企画




「トラブルがあって…陽葵は大野君に迷惑かけちゃうから言わないでって言ってたんだけど、今の状況じゃ大野君に頼るしかなくて」

長谷川さんが声を発したの初めてだけど、声も可愛い……って今はそれどころじゃないよな。

「陽葵に何かあったの?」

「うん…着替えの時に陽葵が持ってきた水着が無くなっちゃって…」

そうか、それを探してたのか。

「まじか!小山忘れて来ちゃったとか?可愛いのあるか分からないけど売店で売ってるだろうし俺買ってくるよ」

「来る時に電車で水着見せてくれたから忘れたって事は無いの。私も外まで探しに行ったんだけど、戻ったらあの三人が子供用のスクール水着を陽葵に無理矢理着せてて陽葵の荷物ロッカーに入れて鍵持って行っちゃって…」

「ハ!?あいつら小山にそんな事!?」

断定出来ないけど、小山の水着もあいつらが持ってるって事だよな…?

「長谷川さん、もう少し陽葵の事見てて貰っていい?鍵取り戻してくるから」

「待って。大野君に見てもらいたかった水着なくなっちゃったのがショックで陽葵泣いちゃってて…私よりも大野君に側にいてもらった方が落ち着くと思うの。鍵は私と武山君で取りに行ってくるから大野君が陽葵の事見ててくれる?」

「あぁ!すぐ呼び戻して来るよ!」

「わかった。俺、中入れないからこのタオル掛けて陽葵の事連れてきてもらっていい?」

「うん、待ってて」

長谷川さんが小山を連れ戻しに行っている間にグループにメッセージを入れたり、通話をしてみるけどプールで遊んでる真っ最中なのか連絡がつく気配がない。

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