100回射精したら付き合ってあげる♡
第7章 勉強会
「服着替えたの?」
「当たり前じゃん!シャワーも浴びて来たよ」
雪ちゃんとそんな話をしながら俺もリュックから宿題を取り出した。
「暑かったよね!飲み物持ってくるね」
小山がそう言って立ち上がると雪ちゃんも一緒に立ち上がった。
「持ちきれないだろうし、私も一緒に行くよ」
小山と雪ちゃんが部屋を出て行くと淳につめられる。
「今の会話…もしかして朝長谷川さんと一緒にいた?」
「あ…まーなぁ…朝っていうか、昨日から?」
「泊まったのか?」
「…雪ちゃんの家両親いなかったから流れでだよ!」
「付き合ってないんだろ?どういう流れだよ!何で付き合ってないんだよ?」
「付き合いたいけど雪ちゃんがまだ付き合ってくれないんだから仕方ないじゃんー」
俺…不誠実な奴みたいに思われそうだな…
実際付き合ってないのに昨日みたいな事してたら不誠実なんだけどな。
「はぁ…付き合ってないのにそういうタイミングあるって羨ましいな」
淳が珍しく元気無さげに肩を落としてそう言った。
「小山とどっかお泊まりデート行けば良いじゃん」
「陽葵の両親に俺と2人で泊まりになんて言えると思うか…?」
みんなでって嘘を言えば良さそうなもんだけど…素直で良い子に育ってる小山に親に嘘つかせるわけには行かないか。