獣人さんが住む世界で大っきいカレに抱き潰されるお話
第1章 痛かったら抜いてくれるらしい*
間もなくぐぐう、と内部のモノがさらに膨張し、私が視線を下げると、彼の性器を収めて膨れている下腹まで見えた。
「うああっ、いや…!」
怖さに首を横に振った私は身をよじりかけ、獣人は私の足首を掴んで大きく開いた。
「あっ!!」
「いやじゃねえな? 充血したまんこの入り口がヒクヒクしてるのが丸見えだ……綺麗なもんだな。くっついてるとこ、見たいか」
聞き慣れない下品な単語や会話の羅列。
返事の代わりに顔を熱くした私は慌てて彼から目を逸らす。
「琴乃、お前は今まで合う雄はなかなかいなかったんだろ。 お前の飼い犬から話は聞いてる」
「か、飼い犬……って? シンのこと? ていうか、いい加減に、離してよ」
こんな恥ずかしい体勢をさせられて、仕返しをする方法なんて、彼のぶ厚い被毛を引っ掻くぐらいしか思いつかない。
けれどそんなことをしても、彼は表情さえ変えなかった。
獣人。
普通はまともに話が通じなく、野蛮な存在だと聞いている。
その割には……こんな行動の割には、彼はやけに冷静そうだ。
視姦を続ける彼は、卑猥な様子を絵でも眺めるみたいに、楽しんでいるようにさえ見える。
「ひゃっ」
指を伸ばした彼が、結合部の周りの恥肉を押す。
二本指全体を沿わせてむにむにとマッサージをする。
ギュッと寄せられると彼のモノが入り口の肌に当たって密着した。
ざわっ、と肌が粟立った。
「フゥン…こうするとクリトリスが飛び出るんだな。 なあ、お前のコレって小さくないか?」
「し、知らないっ!」
見ないで触んないで!
睨み付ける私の視線を受け、獣人がようやくその部分から目線をずらした。
「ま、後からでもいいっか……っと。 先っぽ入れただけで大袈裟に喚かれたからな。 一応、血でも出てるのかと見ただけだ。そういや、人間のチンポって形が独特だよな。カリで擦られるといいって聞くが、お前は?」
「こんなデカ女に豊富な経験なんてないよ」
そんなことよりも、私は浅く早くなっていく呼吸を抑え、自分の家にいるはずの中型犬を頭に思い浮かべた。
「ほかの女より拳一つか二つでかいぐらいでなあ。人間の男ってな、細かいこと気にすんのな」
自分の心の内を読まれたようで、私は顔を横に向けたままだった。
「うああっ、いや…!」
怖さに首を横に振った私は身をよじりかけ、獣人は私の足首を掴んで大きく開いた。
「あっ!!」
「いやじゃねえな? 充血したまんこの入り口がヒクヒクしてるのが丸見えだ……綺麗なもんだな。くっついてるとこ、見たいか」
聞き慣れない下品な単語や会話の羅列。
返事の代わりに顔を熱くした私は慌てて彼から目を逸らす。
「琴乃、お前は今まで合う雄はなかなかいなかったんだろ。 お前の飼い犬から話は聞いてる」
「か、飼い犬……って? シンのこと? ていうか、いい加減に、離してよ」
こんな恥ずかしい体勢をさせられて、仕返しをする方法なんて、彼のぶ厚い被毛を引っ掻くぐらいしか思いつかない。
けれどそんなことをしても、彼は表情さえ変えなかった。
獣人。
普通はまともに話が通じなく、野蛮な存在だと聞いている。
その割には……こんな行動の割には、彼はやけに冷静そうだ。
視姦を続ける彼は、卑猥な様子を絵でも眺めるみたいに、楽しんでいるようにさえ見える。
「ひゃっ」
指を伸ばした彼が、結合部の周りの恥肉を押す。
二本指全体を沿わせてむにむにとマッサージをする。
ギュッと寄せられると彼のモノが入り口の肌に当たって密着した。
ざわっ、と肌が粟立った。
「フゥン…こうするとクリトリスが飛び出るんだな。 なあ、お前のコレって小さくないか?」
「し、知らないっ!」
見ないで触んないで!
睨み付ける私の視線を受け、獣人がようやくその部分から目線をずらした。
「ま、後からでもいいっか……っと。 先っぽ入れただけで大袈裟に喚かれたからな。 一応、血でも出てるのかと見ただけだ。そういや、人間のチンポって形が独特だよな。カリで擦られるといいって聞くが、お前は?」
「こんなデカ女に豊富な経験なんてないよ」
そんなことよりも、私は浅く早くなっていく呼吸を抑え、自分の家にいるはずの中型犬を頭に思い浮かべた。
「ほかの女より拳一つか二つでかいぐらいでなあ。人間の男ってな、細かいこと気にすんのな」
自分の心の内を読まれたようで、私は顔を横に向けたままだった。