獣人さんが住む世界で大っきいカレに抱き潰されるお話
第6章 甘えたいっ*
舌先が唇の表面を撫でてくる。
「……ッんン」
くすぐるように、小さく移動する。
薄い皮膚から伝わる微細な感触は、それだけでもう私の体をわななかせた。
「舌を出せ」
低く掠れる小声に背中がゾクリとした。
無理です!
これ以上の刺激は耐えられないとばかりに首をブンブン横に振りお断りする。
「ほー俺から逃げられるとでも?」
セイゲルさんの息が頬、それからこめかみを通り耳へと移った。
「なぜだ」
耳に置かれる音が直接脳へと響く。
「む、胸が......苦しい、です」
震えながら訴えると、私を抱いている彼の腕にぐっと力がこもった。
それから片方の手が私の乳房に包まれる。
包まれて、下から上へと持ち上げるように柔らかく揉む。
「やん……ん、んぅっ」
「こうすると楽か?」
解けていく緊張の代わりに、少しずつ、体の中心から四肢へと流れていく悦びの欠片。
「だ、ダメ……ん」
私の喘ぎが切羽詰まって、でも、なるべくそれを堪えようとした。
彼の手が、私の腿の上で履いていたスカートの裾を引き寄せ、それを捲り上げる。
「望んでるのはお前だろ。 膝の上に乗せただけで雌の匂いがしてたし、どんどん濃くなる……俺の嫁は淫乱で困る」
「そん、なっ……」
卑猥な言葉で煽りながら、露わになった腿の間に伸ばされる指先は上を目指していた。
意志を持ったその中の一本がショーツの脚口から潜り込んでくる。
それがつつと奥へと進むたびに、私の肩が揺れた。
私の耳に口をつけた彼が囁きかける。
「色々とお前の弱点を見付けた。 あれはその点では良かった。 安心していい。 メロルたちから怪我の様子は聞いてるし、まだ血の匂いもするみたいだ。 だが慣れたいとお前も言っただろ?」
「ふう…ん……ぁん…で、でも」
割れ目を無遠慮に滑ってくる、生々しいまでの獣人の太く硬い指が私の膣口を押す。
「でもじゃねえ。 お前の体が欲しいものをやる」
「ひあっ…!」
濡れた指が綻びを上下に撫でる。
グチュッ、クチュ。
水音が絡まる恥ずかしい音が室内に響いた。
「濡れすぎだ。 簡単に指が沈む」
好きと気付くと余計に恥ずかしい。
そして余計に気持ちいい。
「……ッんン」
くすぐるように、小さく移動する。
薄い皮膚から伝わる微細な感触は、それだけでもう私の体をわななかせた。
「舌を出せ」
低く掠れる小声に背中がゾクリとした。
無理です!
これ以上の刺激は耐えられないとばかりに首をブンブン横に振りお断りする。
「ほー俺から逃げられるとでも?」
セイゲルさんの息が頬、それからこめかみを通り耳へと移った。
「なぜだ」
耳に置かれる音が直接脳へと響く。
「む、胸が......苦しい、です」
震えながら訴えると、私を抱いている彼の腕にぐっと力がこもった。
それから片方の手が私の乳房に包まれる。
包まれて、下から上へと持ち上げるように柔らかく揉む。
「やん……ん、んぅっ」
「こうすると楽か?」
解けていく緊張の代わりに、少しずつ、体の中心から四肢へと流れていく悦びの欠片。
「だ、ダメ……ん」
私の喘ぎが切羽詰まって、でも、なるべくそれを堪えようとした。
彼の手が、私の腿の上で履いていたスカートの裾を引き寄せ、それを捲り上げる。
「望んでるのはお前だろ。 膝の上に乗せただけで雌の匂いがしてたし、どんどん濃くなる……俺の嫁は淫乱で困る」
「そん、なっ……」
卑猥な言葉で煽りながら、露わになった腿の間に伸ばされる指先は上を目指していた。
意志を持ったその中の一本がショーツの脚口から潜り込んでくる。
それがつつと奥へと進むたびに、私の肩が揺れた。
私の耳に口をつけた彼が囁きかける。
「色々とお前の弱点を見付けた。 あれはその点では良かった。 安心していい。 メロルたちから怪我の様子は聞いてるし、まだ血の匂いもするみたいだ。 だが慣れたいとお前も言っただろ?」
「ふう…ん……ぁん…で、でも」
割れ目を無遠慮に滑ってくる、生々しいまでの獣人の太く硬い指が私の膣口を押す。
「でもじゃねえ。 お前の体が欲しいものをやる」
「ひあっ…!」
濡れた指が綻びを上下に撫でる。
グチュッ、クチュ。
水音が絡まる恥ずかしい音が室内に響いた。
「濡れすぎだ。 簡単に指が沈む」
好きと気付くと余計に恥ずかしい。
そして余計に気持ちいい。