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獣人さんが住む世界で大っきいカレに抱き潰されるお話

第1章 痛かったら抜いてくれるらしい*

上半身をビクビク波打たせ、ただの雌へと成り下がる。

「奥が気に入ったか? 子宮口が亀頭に吸い付いてこびてるぞ。だらしない顔しやがって。そんなに気持ちいいのか」

詰られる言葉さえも興奮を増長させる。

獣人が私のお尻を揉みながら手で支え、揺する。
硬く張り詰めた怒張が彼の興奮をも示していた。

「人間が見下す獣人チンポが好きか? そら、俺好みのスケベな雌に仕置だ」

骨盤をしっかり押さえつけ、ゴツゴツ、じゅぼじゅぼ、獣人は思うままに突き立てる。
細かに痙攣と弛緩を繰り返す私はただの蜜壷でしかない。

「そろそろ…出すぞ……しっかり受け止めろ」

いや、それはダメ──────

私が伸ばした腕が空を切る。
獣人が私のお尻をまんぐり返し、放出に向かってスパートをかける。

「お前は俺を受け入れた。派手にイッてな。少なくとも体は俺を選んだと認めろ」

言葉と動きでズンズン響く衝撃がお腹の奥を押し潰す。

苦しくて苦しくて気持ちよくて狂いそう。
下品な喘ぎを気に止める余裕もない。

「ひっ…ぁ…あひ…っあいいい!!!」

「俺のモノだと……言ったはずだ」

曇った視界には何も見えない。
長大な、人に無い赤黒い性器。
人には出来ない烈しい動き。

指先まで支配して、荒々しく昇りつめようとする、こんな行為につける名前なんか知らない。

「……うっ!!」

「や、ぁぁあ、あ、あっーーーー」

びゅっうっ!! びゅるるるるるるっ……!!

獣人が達するのと同時に、大量の精子が子宮に叩きつけられる。
痙攣する腟内がそれを搾り取るように締め付け、たっぷりとその中へと吐き出す。

「く…うっ! 淫乱め! 出されて感じてるのか」

ずっぽりとハメたまま、獣人が私の上半身を持ち上げた。
絶叫しつつも反射的に首元にしがみつき、今度は下からグリグリと子宮口が刺激され、なおもイキ狂う。

「はん、あ、……あ、っ、あ、あ、あっ!」

巨大な獣人に為すすべもなく種付けをされている。
ドクドク大きな拍動を繰り返す射精は止まず、セイゲルさんはその間中、私の子宮を押し上げていた。

結合部から白濁がごぽごぽ流れ落ちる。

長い吐精が終えるのを待つ前に、私の意識が暗く沈んでいく。

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