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私ね先生がすきになっちゃったみたいなの-2-

第2章 Episode1: Reunion

ゆっくり歩き水道で顔を洗った
どうしよう……こんな格好で瑛海になんて
会えない…
もしかして、最初からこうなる事分かってて
真央くんは私を……
考えたら涙がまた溢れてきた

「青井の大好きな齋藤は本当に
お前を大切にしているか?」

後ろを向くとアイツがタオルを持って立っていた

「…今日、違うと思いました」

「おいで、雛子」

アイツは手を差し出すと
優しく抱きしめてくれた…
なんて温かいの…?
凄い安心する……

「…あんな酷い事されていたのに
なんも思わなかった自分が馬鹿でした」

「…だから初めから俺は言ってたぞ」

タオルで髪をくちゃくちゃにされた

「……。」

「雛子、俺お前が好きだ」

「えっ、うん、知ってる(笑)」

「…ちょ、真剣に話してるのに何その反応」

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