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──拝啓、支配様

第4章 4

口内に無理矢理薬が流し込まれる。

苦い液体の味が染み渡り、吐き出そうにも量が多く、飲み込むしか無かった。

「はぐ、ぁあ……。ぉお……ぉ……ぉ」

飲んでも飲んでも注がれる液体。ひと瓶まるまる飲ませるつもりなのだろう。飲めなかった分がたらり、と口の端から零れ落ちる。苦痛の中身体が発熱し、感度が上がっていく。

「いやらぁ……やめ、やめて……ぁあ、気持ちぃ……ゆるひ、許して」

大寺の指が口内へと侵入し、開きっぱなしのだらしのない口の中をぐちゃぐちゃと混ぜた。口の中が性器にでもなったように中が感じて、唾液が分泌される。

「あひぃ、ぁあ……ぁあ……くふぅ、んん」

ㅤだらだらと唾液が口から垂れ零され、汚れたシーツの上へと落ちる。もうシーツの上は僕が零した液体塗れになっていた。

「指をしゃぶれ、宮本。後でちんぽもしゃぶらせてやるから」

「あ、ぁあ……はぁ……んん」

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