子猫ヒーロー
第1章 子猫ヒーロー
「あっ、ユナはそのままで―――…拭いてやるよ」
「///あっ、う…うん」
クパッと足をひろげ、アナルから垂れる自分の精液を処理する啓二さんに……いつもドキドキしてしまう。
「///あ…ありがとう///啓二さん」
「いや―――…この状態も///好きなんで…むしろ///処理させてくれてありがとうって言いたい」
―――ちょっと…なに言ってるかわかんないけど…
それにしても、通知音が気になる。
僕はチラッと啓二さんの携帯を気にする。
その後、
啓二さんと二人でお風呂に入り―――…丹念に洗われる。
舐め回された…乳首やチンコはもちろん、耳たぶやうなじ…首筋や手、足の指の隙間まで丁寧に洗われる。
―――なんかお姫様になった気分です。
湯船に移動してからも僕をだっこしながら腰やお尻のマッサージまで…///至れり尽くせり!
「ユナ、先に上がって水分とってて」
―――お風呂上がりのケアまで…なんて出来た彼氏だろう!
僕は、ポヤポヤした体と心のまま部屋に戻り…少しでも常温に戻りつつある水で乾いた喉を潤す。
―――と、目についた…啓二さんのスマホにドキッする。
また!?通知音がなったのだ!
「また?―――ん?」
通知音がなるとパッとスマホの画面が明るくなり…待機画面にお知らせの文字が流れた。
【気象戦隊ケ・セラ・セランジャー】
―――は?
“ケ・セラ・セランジャー”?
戦隊ヒーロー…?啓二さんが?
―――うっそだぁ~!
この僕ですら仮面ライダーや戦隊ヒーローのもは小学校低学年で卒業しましたよ?
―――たまたまかな?ほら、何かの“おまけ”とか…啓二さんの好きなジムとコラボしてるとか!?
「ジムとコラボって…どんな戦隊ヒーローだよ!」
―――あっ///一人ボケツッコミしちゃった!