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Kalraの怪談

第34章 三十四夜目:現代風の呪い

念の為、筆跡鑑定に回したところ、その筆跡はMのものと一致した。日記はその記述の前も後もびっしり書かれている。
Mが死んだ後に書いたとでも言うのだろうか?
Yはこの記述の後から、離婚をして、R、G、Fの殺害を計画している。

「そんなバカバカしいこと報告書に書けないだろう。死んだ人間が、殺人を教唆したなんて。」

だから、俺は呪殺班なんて言われるんだよなーとAさんは笑って言った。

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