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Kalraの怪談

第50章 五十夜目:悪気の縄

【悪気の縄】

これは退職警察官のAさんから聞いた話。

Aさんは、警視庁捜査第一課(捜一)を最後に退職した警察官だった。警察人生の殆どを刑事として過ごし、花形部署である捜一に何度も配属され、様々な事件捜査に関わってきた。
これは、Aさんが若い頃、島部の警察署に勤務していたときに体験した話だそうだ。

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