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Kalraの怪談

第22章 二十二夜目:死者の音声

「これって・・・」
Bさんは泣きそうな顔になっており、Aさんも足の震えが止まらなかったそうです。

この音声が本当に3月2日のBの兄の声だとしたら、
脳死と判定されたBさんのお兄さんの声、
いや、本当は生きていたのに、内臓を摘出されてしまった人の声、
ということになる、のですから・・・。

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