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Kalraの怪談

第27章 二十七夜目:Sトンネル

【Sトンネル】

あの日は、Tの方から連絡が来たんだ。

Tと俺は仲がよく、しょっちゅうつるんででかけたり、Tが運転する車でドライブしたりしていた。ラインももちろんつながっており、互いによく連絡を取り合っていた。

そう、あの日は夜8時も過ぎた頃に、Tの方からラインで連絡が来たんだった。

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