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Lの劣情

第1章 2024年6月吉日…

 17

「あ、アイ先輩……」

 わたしの中のメスの本能が…
『アイ先輩を愛せ、感じさせろ』
 と、囁き、いや、命じてきた。

 そしてわたしはそんな想いに昂ぶり、疼かせながら彼女に唇を寄せていく…

「あ……ん、み、みっき……」
 そんなわたしの気配を感じたのだろう、彼女はゆっくりと自らのカラダの力を抜き、体を預け、濡れた目を向け…

「ん、み、みっきぃぃ……ん…」
 と、囁いてきた。

 わたしはそんなアイ先輩の唇を塞ぐかの様にキスをし、舌先を貪る様に絡めていく。

 甘く、熱いアイ先輩の想いが一気に流れ込んでくる…

「ん、んん、はぁ……」
 
 ピチャ、ピチャ、ピチャ…
 溢れる甘い蜜の様な唾液を味わい、柔らかな舌先を絡め、そして右手で肩を抱き締めながら左手で乳房に触れていく。

 う、わぁぁ…
 な、なんて柔らかいの…
 初めて触れ、揉む大人の乳房の柔らかさに心が震える。

 なんて柔らかくて気持ちいいの…
 世の男達がオッパイに夢中になる気持ちが初めて理解できた。

 そのくらいに夢心地に指先が、手の平が、快感なのだ…

「は、ふぅ、あん、み、みっきぃ…」
 アイ先輩はそんなぎごちないわたしの乳房の愛撫に昂ぶりの声を漏らしてくる。

 そしてわたしは…
『自分がされたら、愛されたら』
 という、想いを必死に脳裏に浮かべながら、いや、メスの淫靡な本能が囁いてくる命令に従いながら…
 乳房を揉みしだき、自らの膝を彼女の股間の隙間に滑り込ませていく。

 だって、それは、さっき…
 されて気持ち良かったから。

 まるで子宮が蕩けるかの様な快感を感じたから…

 アイ先輩に感じて欲しいから…

 アイ先輩を愛したいから…

 そんな初めての彼女の股間は微妙に柔らかくて、恥骨という軟骨の硬さを感じてくる。

 そして、その股間は熱く、熱く…

 びしょびしょに濡れていた。

「あ、アイ先輩…」

 そう、彼女は既にキャミソールの下は下着、パンティを脱いでおり…
 そしてストッキングはパンティストッキングではなくて、ガーターフリーのストッキングだったのだ。

 だからわたしの太腿は、アイ先輩の熱い股間、いや、アソコを直に押していく…

「ん、あ、や、んん…」

 これも、いや、全てが初めての感触であり…

 全てが快感である…



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