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Lの劣情

第1章 2024年6月吉日…

 19

『舐めたい』『舐めろ』『弄れ』
 そして『アイ先輩を感じさせろ…』
 と、わたしの中で覚醒してきていたメスの淫らで淫靡な本能がそう囁き、いや、命じてきた。

 わたし自身アソコを舐められ、ぐちゃぐちゃに弄られ、指先で掻き回されるという愛撫が大好きだから…
 そんな想いの昂ぶりに乳首を舐めている唇を離し、頭を持ち上げた。

「あ、あん、み、みっき?」
 するとそんなわたしのメスの淫靡な衝動が伝わったのだろう…
 その気配に、いや、おそらくはそんな淫らな目をしていたのかもしれない…
 そう言葉を漏らし、潤んだ目を向けてきた。
 
「そ、それは…そ、そんな…」
 だけどその抗いを呟く目からは…
 全くの抵抗感は感じられない。

 いや逆に、次に予想される愛撫の動きに、期待で感極まった目を向けてきたのだ…

「あ、アイ…せんぱぁいぃ…」
 おそらく、いや、わたしは今から自分でしようとしている想いをこの自らの目に込めて見つめているのであろう…
 そしてその想いに自ら勝手に昂ぶりの興奮を覚えていた。

「…あ、あぁぁ…そ、そんなぁ……」
 そう抗う装いの声音は、まるで愉悦の昂ぶりの声音に聞こえてくる。

 そしてわたしは彼女の期待通りに…
「あ、あんっ」
 一気に頭を下半身へとズラし、瞬時な動きでアイ先輩の180cmある高身長からのバランスの取れた長い脚、長い太腿を掴み、グイッと開き…

「はぁんっ、やっ、あぁ」
 その開いた両脚の股間の隙間に一気に顔を入れ、自らの肩で両脚を担ぐ態勢を取ったのだ。

「あ、アイ先輩っ」
 そしてわたしは目の前に広がる、未知な、神秘で不惑で美しい光景に絶句してしまう。

「あぁん、や、やぁ、やん」

「あ、アイ先輩ぃ………」

 なんと目の前に広がる初めてじっくりと見る大人の同性の、つまりは、アイ先輩のアソコは、いや、アソコが…

「あん、あぁぁ……」

 わたしと同じ…
 パイパン…つまりは無毛なのだ。
 しかも、毛穴の痕等が全く見れないから、やはりわたしと同じ様にエステ等で脱毛処理を施行したパイパンであると思われる。

「うわぁ…あ、アイ…先輩も?」

 だから、さっき、アイ先輩がわたしのアソコを愛してくれた時に、そんなわたしの無毛、つまりパイパンについての驚き等々のリアクションが無かったのか?…

 自分もそうだから…




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