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HEAVEN~時を超えて~

第6章 ひとつ

『ハァ…ハァ…ハァ・・・』

ベットの中心で胎児のように丸くうずくまる真を
そっと抱き寄せて腕枕して隣に寝かせていた




『あ、マコト…言い忘れてたんだけどさ』


『なぁに…』


真は僕の腕のなかでウトウトとしながら返す




『僕さ・・・愛しはじめちゃうと…

ずっと愛しちゃうんだよね・・・』





『ふ・・・ふふ…あなたらしいね』


真はあしらうように答えて
勝てない眠気に寝返りを打とうとしている






『朝まで…ずっと・・・とまらないんだよね』




『・・・ぇ』




『クスクス…だからさマコト…そこだけ…覚悟してね』

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