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HEAVEN~時を超えて~

第2章 新世界の中

『さ、少しでも良いから食べて』


『・・・』



『マコト…あまり聞き分けがないと御仕置をするよ?』



ビクッ…


真は明らかに動揺した



『嫌でしょ?・・・ほら』



『っ…・・・パク』


真は微かな震えをごまかしながら口を開けた



『うん。よく噛んで、そうそう…ゆっくりね』




脅かして服従させるような真似
不本意この上ないんだけど


必要悪だ、これで良い。



彼女を…傷付ける訳にはいかないんだ。

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