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HEAVEN~時を超えて~

第3章 錯乱





『っ・・・あんたに何がわかるの!』




『マコトに・・・人生に、取るに足らない男だ』




『勝手言うのもアタマおかしい事言うのもいい加減にしてよ!!』






『マコト…落ち着いて。
初めの頃みたいな生活に戻りたい?』



『…っ…』


ほらね、、やっぱり…警告してきた


笑っていても…優しくしてくれていても
それは、あくまであたしが自分に従順でいる上の話



『スマホ…返してください・・・お願いします』



『ふふ・・・』



『あなたのこと誰にも言わないから』



『マコトは…ほんとに純情だね。泣けてきちゃうよ』




『一度だけ…外に出してください…

逃げたりしない。必ず戻ってくるから・・お願い』




『どんどんハードル上げてくるねマコト』





『約束…破ったら・・・あたしを…殺して良いから』





『勘弁してくれよマコト
それだけは僕が…そんなこと出来る訳ないでしょ』



『……』



『クス…ほんとに一生懸命になっちゃって可愛い

ぁ、ほら…また涙出ちゃってる、まず落ち着いて』



『〜…』



『気持ちはとっても汲みたいけど…それはダメ』



『どうしてよ…っ』



『どうしても……っていうか、オススメしない』



『意味わかんない…あんたに関係ない』



『従って許可もしない。以上、おわり』



『っ…卑怯者』


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