
HEAVEN~時を超えて~
第3章 錯乱
『〜っ…』
悔しさと後悔で突っ伏すあたしを
なぜかいい匂いのする腕が包んで
抱き上げようとするから…
ドンッ…
咄嗟に突き飛ばして逃れた
『マコト〜?・・・コラ…めっ…』
ゲンコツする素振りで微笑みを見せる…無駄に整った顔
『もう…いい』
『マコト』
『もう言わないから…』
『・・・』
『最後にもうひとつだけ…教えて…今度こそ』
『うん…なに』
『あなたの・・・目的は…なに・・・』
『・・・』
『あたしは…どうしてここに連れて来られたの?
いつまで…どうしていたら…あなたは満足するの?』
何をどう解消するかなんかより
一番不可解で…不気味で…まとわり付く疑問だった
期待は…しない
どうせはぐらかされるんだから
『・・・そう、、だね…〜』
ほらね…いつもこれだもん
あたしはテーブルの上のカップを持って片そうと席を立った
カチャ…カチャ…
『改めて…強いて言うなら・・・』
『……』
カチャ…
『マコトと・・・〃ひとつになる〃こと・・かな』
悔しさと後悔で突っ伏すあたしを
なぜかいい匂いのする腕が包んで
抱き上げようとするから…
ドンッ…
咄嗟に突き飛ばして逃れた
『マコト〜?・・・コラ…めっ…』
ゲンコツする素振りで微笑みを見せる…無駄に整った顔
『もう…いい』
『マコト』
『もう言わないから…』
『・・・』
『最後にもうひとつだけ…教えて…今度こそ』
『うん…なに』
『あなたの・・・目的は…なに・・・』
『・・・』
『あたしは…どうしてここに連れて来られたの?
いつまで…どうしていたら…あなたは満足するの?』
何をどう解消するかなんかより
一番不可解で…不気味で…まとわり付く疑問だった
期待は…しない
どうせはぐらかされるんだから
『・・・そう、、だね…〜』
ほらね…いつもこれだもん
あたしはテーブルの上のカップを持って片そうと席を立った
カチャ…カチャ…
『改めて…強いて言うなら・・・』
『……』
カチャ…
『マコトと・・・〃ひとつになる〃こと・・かな』
