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HEAVEN~時を超えて~

第4章 心覗き合い

『っく…ひっく・・・そ、んなこと…言ってない…っく』



『うん、うん…』



『あたしだけ…なにもわからないまま…っ
肝心な事は…教えてくれないまま…っ…っく』



『うん…ごめん、ごめんねマコト』



『だから…っひっく…あなたの気が済むなら

そうして…って・・・っく…ひっく』





『ふふ・・・セックスするだけなら

息をするより簡単なことだよ・・・』




『・・・』




『マコトを奪うだけなら簡単にできること…

いつでも…今この場で・・・すぐにでも

だけどしない。それが目的じゃないから』




『じゃぁ…なにが・・・』


ギシ…


僕は添い寝するように真の横に並んで肘を立てる




『ていうか…もっと単純に

マコト、僕とセックスしたい?』



後ろから抱えるように抱きしめる真の
その耳元で問う


『・・・っ』



『ちがうでしょ?

マコトは…好きでもない、知らない男と

平気でそんな事が出来るような・・

貞操も魂も…汚れた子じゃないでしょ?』




『・・・~』




『だから・・・

今のマコトとセックスはしない。

安心して良いよ?』




『・・・』

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