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HEAVEN~時を超えて~

第5章 真相を知らば

「のぉぉぉーーキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」


「秒でオチるクソビッチwww」



「この配信主の良い所①ゲス②変態③鬼畜(゚д゚)ウマー」



「性奴隷メーカーwww」


「オレのマコチャンに容赦なさすぎてムナクソ」


「マコちゃん泣きの演技ウマ」


「演技じゃなくて盗撮=ガチモン」


「だからヤラセに決まってんだろうがキモオタ」


「腰のカーブ良い(´Д`)ハァ…エロい」


「何でもいいが素人モンだと思うと感激」


「顔ちっさ♪口ちっさ(´;ω;`)口いっぱいに咥えさせられてカワイソ」


「ちっぱい萌え(゚∀゚)」


「マコパイ(*´艸`*)チューチューさせろ」


「マコ尻(*´艸`*)ペンペンさせろ」


「ゲス主、ゲスだけど仕込みと見せ方天才」


「菊の花の見せ方も天才www」


「体やわらか( ゚∀゚ )大股wwwクソビッチ」



・・・・・


・・・・・・・




『・・・・・』



所々ノイズに混じり猛毒のように現場中継をしてくるイヤホンを、自分の耳ごと毟り取りそうになる衝動を抑えながら
僕はひたすらに歩を進める


真は困った子だな


困ったくらいに純情で…従順になりすぎた


そしてそれは

こんなところで出さなくて良い従順さなのだ



ピ…

『心配して?…ずっと?捜していた彼氏…ねえ?…フフ』



真から取り上げたままのスマホを
彼女が眠っている間に採取した指紋のシートで
そのロックを解除して
空っぽの着信履歴を眺めては失笑する


その従順さは
こんなところで出すために培わせたのではない

こんな愚かなものの為に
じっくりと時間をかけて君をしつけたのではない

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