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創造の双子。

第3章 電車でー…


西華は、【今、電車の中だよ。満員で息苦しいよぉっ!遅くなってごめんね】と、メールを母と慧に送ってからふーっと 一息着いた。

ーその時だ-

「ひゃっ…!?」

誰かがお尻を触った…気がした。

どうせ満員電車なのだ。 手が当たることだってあるだろう。
しかし、またお尻を触って(?) 来るのだ。

(…もしかして痴漢…!?)

最大まで疲れていた西華は抵抗するにも出来なかった。

人に押しつぶされそうで、身動きが取れない。

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