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創造の双子。

第3章 電車でー…


どこからともなく来る手は、西華が抵抗しないのを確認すると、パンツの上からお尻を揉んできた。

西華が降りる駅は終点駅。
まだ30分は軽くある。

「ふぅんっ… 」

周りにばれないように声を出す。
怖くて怖くてたまらない。

しばらくすると、手は上に移りカッターシャツの上から胸を愛撫してくる。
今頃だが、西華はかなりのモデル体型で胸が大きいことが彼女にとってのコンプレックスだった。

「ぁっ…!! はぁっはぁっ…」
手はどんどん揉むスピードを増してくる。

そしていつの間にか、カッターシャツの中まで手が入って来ているのだ。

その時、電車がガクン!と揺れて不幸にも西華は開かない方の扉の端に追いやられてしまい、手の主がチラッとみえる。

30代くらいだろうか?
イヤホンをして、パーカーをかぶりあまり顔は見えない。

でも異常に呼吸がおかしいのだ。

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