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創造の双子。

第11章 ダブルデート



ナイトショーが始まる前だったから、観覧車は比較的空いていた。


慧たちはナイトショーを見に行くらしい。


2人で観覧車に乗り込む。


「海斗…ごめんね…振り回しちゃって…」

申し訳無さそうに口を開く。


「っ…たく! 本当だよ…
もう西華のこと嫌いになったかも…」


「やっ…ごめん! 本当ごめん! 明日は海斗の誕生日なのに…!! 嫌いにならないで…」


海斗は腕組みしながら少し考えていた。


「…じゃあ、西華からキスしてよ」


「えっ…!?」

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