創造の双子。
第11章 ダブルデート
「はぁっ…ん…」
なかなか息が持たず、唇を離してしまう。
「も…いいでしょ?」
「だーめ! …嘘だよ。 続きは家でたっぷりやってもらうから…さ」
「っつ…///」
(そんなに、言葉で責めないで。 じゃないと私、期待してしまうー…)
「わぁ… 西華、外見てみ?」
いきなり話を脱線させる。
観覧車はちょうど、一番上にさしかかったところで あたり一面がみわたせた。
ライトアップされた街は言葉を失うほど綺麗だったが、遊園地のナイトショーはその中でも格段と目立っていた。
「…綺麗だね…」
「あぁ…」
その後2人は、乗り終わるまで景色を堪能していた。