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「ダブルデート最高なら 俺とのデートは？」


「超最高！ 楽しいよっ♪ ってしたことないけど↓↓ そう思うの。 いつかしようねっ！」


「うん…」


俺の事を、思ってくれているのに 俺は詩穂の事を幼なじみとしか見れない。


ー実際、詩穂も慧の事を幼なじみとしか思えないでいるのだが；ー


「あっ！ ナイトショー始まるよっ 慧！」


「詩穂は…どう思ってんの…？」


辺りがうるさすぎて、なかなか聞こえない。


「え？ なんて？」


「詩穂は…詩穂は俺の事どう思ってんだよっっ！」


自分にイライラする。
その苛立ちを他人にぶつけて、またそれが苛立ちを発生させる。