アシスタントで来ただけなのに…!
第2章 ルイ先生との共同生活
「まず、ここは浴室だ」
2階の階段を上ってすぐの部屋は浴室だった。
脱衣所、奥にガラス張りのシャワーと浴槽がある。
「結構広いですね…」
「元の部屋の広さは変わってないが、この部屋もリフォームしてある」
扉を開けてすぐ視界に入った大きな鏡の前には、豪華な洗面台もある。
「それから、隣の個室はトイレだ」
ガチャっと洗面台の隣の扉を軽く開けると、シンプルな個室のトイレだった。
「消耗品、タオルはこっちだ」
そう言って、上の戸棚を開けて見せた。
綺麗畳まれて並んだタオルと消耗品が置かれていた。
「定期的に家政婦が来て屋敷の清掃等を行ってもらっている」
「家政婦さんがいるんですか?」
「そうだ。僕は基本顔を合わせてないが、来る時には連絡が来る。後は好きにやらせている」
だから先生が利用するスペースは綺麗になっているのか。
「定期的にって言ってましたが、どれくらいの頻度ですか?」
それによっては、私が掃除や先生の身の回りの事をお願いされる場合がある。
「大体、月火水、週に三日くらいだ」
「なるほど…」
週三ペースで来てるなら多少は問題ないか。
「洗濯もお願いしている。なので脱いだ服はカゴに入れて構わない」
浴室の隣に大きな蓋のあるカゴがあった。
そこに汚れ物は入れるってことか。
「この部屋は以上だ。下に行こう」
「あ、はい」
私は先生の背を追って、浴室の扉を閉めた。
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