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トラブルマーチ

第8章 別の顔

そう言う谷原を見ると、冷めた目で私をみていた。


「もしも、今日みたいな事をしたらお前殺すから。」


「あぁ、うん。」



朝ちょっと早く出たくらいで殺されてたまるかよ!!

つうか、信用したんじゃないの?!
お前が死ね!!


なんて言って、本当に死んだら目覚めが悪いから死なないでね?


家の前まで来ると、車が止まる。
何も言わないのに、岸さんはもう家を知ってるし。



「送ってくれてありがとうございました。」

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