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トラブルマーチ

第4章 続く悪夢

運転手さんにドアを開けてもらい、降りようとすると、後ろから腕を掴まれビクッとして振り返った。



「明日から送り迎えするよ。」


「な…んで。」


「俺らそう言う関係でしょ?!」



どう言う関係だよ。
送り迎えされる様な親しい関係のはずがない。



「手、離して。」


「離すけど、画像いいの?!」


一気に鳥肌が立ち、震えたくない身体がプルプルと小刻みに揺れた。

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