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《Eternal bells…… 》

第11章 一方通行

「本当にありがとうございました」


「大した事無くて良かったですね。でも、見世物小屋の娘さんだったのは驚きました」

女の子の家は、見世物小屋の裏にあった。

「あのっ!お二人のお名前を教えてください。私は あぐりと言います」


(あぐり……まさか…!)


「俺は、佐々木 愛次郎です///」


(やっぱり?!!)
「わ、私は 結城 麗美です」


まさかの二人に出会ってしまいました。


「愛次郎さんと麗美さんですか。
あのっ、私とお友達になってくれませんか……?」
不安そうに尋ねるあぐり。


「もちろんです///喜んで///」

(二人は運命の出会いだからね…でも…)


「麗美さんは嫌ですか…?」
悲しそうな顔をする

「いえ!私で良ければ、お友達になりましょう♪」

「良かった…。私、目の色のせいで、いつも気持ち悪がられて…」
俯くあぐり。


「俺は!綺麗だと思います!///」


「あ//ありがとうございます///」

(愛次郎さん、何となく惣太さんに似てる……この二人には、幸せになってもらいたい)

叶わない事だと知っていても…願わずにいられなかった。



(あ!!ゆっくりしてる場合じゃなかった!)


「ごめんなさい。急用があるのでまた、遊びに来ますね♪」


愛次郎さんだけ残し、私は帰った。
引っ越し準備と掃除をすっかり忘れていたから、、、

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