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《Eternal bells…… 》

第11章 一方通行

麗美は町に来ていた、、、

(初めて自分で着物買っちゃった♪)



包みを抱え歩いていると…

ーバタッ 痛っ!!

目の前で転ぶ女性…駆け寄り手を貸す。

「大丈夫ですか?」

「あ、ありがとうございます!」
顔を上げた女性は、まだあどけなく瞳は灰色がかった可愛らしい女の子だった。

(凄く可愛い子……)


「痛っ!」
足を挫いたのか、顔を歪める。

「お医者様に見せないと!」

女の子をおぶり、何とか歩く…
茶髪の女性が、人をおぶる奇妙な姿に好奇の目が向けられる……


「あの~、大丈夫ですか?」
必死に歩く姿に、心配そうに声をかけてくれた青年。

「ケガしてるから、お医者様に。あ!
診療所の場所教えてください!」
知らなかったのか麗美…

「あのっ!私は大丈夫です」
後から女の子が言う。

青年は女の子の顔を見て、言葉を失った。そして…

「僕が!///診療所まで案内します///
僕が運びますから///」
と、言って女の子を背中から抱き上げた。

「ありがとうございます。私も一緒に行きますね」

(親切な人だなぁ………助かった…)


女の子のケガは、軽い捻挫で直ぐに良くなるという事だった。

家まで青年と送り、お礼にお茶でもと誘われて今に至るけど……

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